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「Triumph of the Underdog」チャールス・ミンガス

2010.04.30 Fri
チャールズ・ミンガス / トライアンフ・オブ・ザ・アンダードッグ
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【感 想】
トライアンフ・オブ・ザ・アンダードッグ
(負け犬の偉業--直訳でスミマセン。伝記に自身がつけた題名)
まず一言で言うと--
今の時代に生きていたらきっと---
もっと充実して幸せだったのではないか---
そんな思いでいっぱいになりました。
他の白人でないミュージシャンと同じように、
ミンガスも肌の色の違いに苛まれ、その思いを音楽にぶつけ、
また必死に抵抗しながらも、その中に優しさを映し出したい、
混沌とした思いが全編通してヒシヒシと感じました。

クラシックも少年時代から勉強していた彼は、
他のミュージシャンよりも教養も高く、
優れた彼の才能に見合う仲間になかなかめぐり合えなかった。
それも今よりずっと酷かった人種差別のせいであり、
皮肉な事に彼の動力になったのも、
このマイノリティー精神だったのでしょうか…

前向きで、情熱的で、
多くの試練にも勇敢に向かっていったミンガスでしたが、
彼の音楽は、
同じ時代を生きたエリントンのように明るくダンサブルなJazzではありません。
雨が今にも降りそうなグレー空のようで、
重く、ドロドロとしたイメージです。
それは、幼少期の辛い体験が大きく影響していたように思います。

彼の音楽を奏でる時には、
その生い立ちや、何に対してそれほどまでに反骨精神を露にしていたか、
知っておかないと、楽曲を理解出来ないかも知れません。

今まで、一人のコンポーザーとしてミンガスを見ていましたが、
--上手に表現できないのですが、
ミンガスの生き様を音楽で表現する---そんな思いで取り組まないといけない。
彼の曲を奏でる、その意味の重さをまざまざと知らされたDVDでした。

「彼の音楽は今でも生きています」と言いながら、
「彼に会いたい」と語ったSue女史(2番目の妻)*の言葉に涙が流れました。

*Sue Mingus--今でもミンガスバンドを支え、
ミンガスバンド来日の際には演奏も必ず客席から聴いています。
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